認知症の介護は死ぬまで地獄だと思っていた方の体験談

うちの祖母も認知症です。 症状が出始めてから10年くらい経つでしょうか。 初めの七年ほどは、お金への執着被害妄想が本当に酷かったです。

また徘徊癖もあり、少しでも目を離すとすぐ家を出てどこかに行ってしまうので 家族は一瞬たりとも気の抜けない生活を送っておりました。 言うことを全く聞かない上、愚痴っぽく常に家族を悪く言うのでそれも辛かった。 みんなが一番大変だった時期だと思います。

ただここ二、三年になって、ボケが更に進行したからか被害妄想が全く無くなりました。 家族の言うことも比較的素直にはいはいと聞いてくれよく「ありがとうありがとう」と言ってくれます。

一番変わったのが、本人がいつも朗らかでニコニコとしていること。 もちろん元気のないとき不機嫌なときもありますが人と話して良く笑い、お花を見てわあ綺麗と感動し毎日がとても楽しそうです。

もう私の名前も一分前のことも思い出せないような状態ですが本人はもしかしたら今が一番幸せなのかも。 元々は不幸ばかり見つめて生きる様な余り笑わない人でした。 今は一人でお風呂に入れないし、着替えられないし下の方も垂れ流しなので、一日に何度もおむつを変えねばなりませんがいつも笑顔を貰っているので、あまり苦には感じません。

認知症になると、死ぬまで地獄みたいなことを良く聞きますが必ずしもそうとは限らないんだなあと最近思っています。 自分のためにも、私たち家族のためにも出来るだけ長生きして欲しいなあと思います。

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ご紹介します!認知症で悩んでいるあなたへ!

はっきり言って認知症の介護は非常に大変です。育ててもらった母親・父親、愛する配偶者が認知症で違う人に変わってしまい、暴力や暴言は当たりまえで、ひどければ排泄物を投げつけてくるなどの行為もあり、介護者が精神的に参ってしまいます。

認知症患者本人も、正常に戻る瞬間は、とてもつらいものがあります。

でも、認知症は現代の医学では治らない…とあきらめていませんか?

認知症の改善をあきらめないでください。まだ手はあります。 その方法を知っておいて損はないです。

その認知症を改善したり進行を遅らせることができる方法とは?

書籍で学ぶ認知症

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