認知症になってから子供っぽくなる症状の体験談

相談者

いろんな症例があるんだろうけど、オレの祖父ちゃんは認知症を発症してから子供みたいになった。 今は入院してて、母さん(=祖父ちゃんの娘)がお見舞いに行くと、天邪鬼みたいに素直じゃなくなる。

ご飯食べさせてあげようとしても口をあけない。看護婦さんだと口をあけて食べるんだけど。 あー言えばこう言うし、母さんは「(お見舞いに)行くと疲れるから、代わりに顔見せに行ってあげて。」ってよくオレに頼む。

やはり認知症患者に一番身近な人が一番疲れるんだね。患者本人は、甘えて何でもわがままを言っちゃうんだ。 だけど世話する側からみれば、ただわがままを言って暴れているようにしか見えない。

これは言葉で言うような簡単な事ではないから、そういう言動につながる原因に気づくことが出来ず、解決策も見つからず、ただただ疲れてしまう。 すぐに許容範囲を超えて、気がついたら精神的に追い込まれてる。


回答1

オレから見れば、いつになっても祖父ちゃんは祖父ちゃんなんだけど、少し子供っぽい祖父ちゃんはところどころ少し可愛かったりする。 昔乗ってた車(グレーのホンダ・ストリート(軽))を、今でも自分が運転していると思っているらしく、オレがお見舞いに行くとその車でお出かけした話が出てくる。

オレは小さいころに、その車でいろんな所に連れて行ってもらったし、今でも街中を走る同じ車を見るといろんなことを思い出す。 古い車だから、見る機会はだんだん減ってるんだけど。

祖父ちゃんはきっといろんな夢を見てるんだと思う。 記憶の混乱だけでは結びつかない架空の世間話をよくしてる。 だけど、もう何も否定しないで「うん、そうだよなー。」「それでそれで?」って聞いてあげるようにしてる。

少し前にテレビで見たんだけど、認知症患者の世界を否定するんじゃなく、自分も患者の夢の世界に入っていってあげる、否定せずに理解してあげるという老人ホームがあるらしい。 この番組を見たときに、否定せずに接してあげようと思った。 小さいころに凄くお世話になった人の、もう残り少ない人生だから、最後は幸せに過ごして欲しいと思う。

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