認知症介護での性的問題行動

認知症介護での性的問題行動とは性器を見せびらかす、性行為を迫る、卑猥な事を言うなどの行為のことです。

認知症患者だから、お年寄りだからといえども性的欲求は消えません。 その上、認知症を患ってしまったことで、家族から疎まれる事へのストレス、人を愛し愛されたい欲求が性的問題行動として現れます。

介護している親族にとって、認知症患者の性的問題行動は非常にやっかいな問題です。 嫁や娘に性行為を迫る認知症の父が原因で離婚といった夫婦の問題にもなりかねません。

介護現場でも性的問題は長年タブー視されてきましたが、それぞれの施設でどこまでできるのかガイドラインを作っているようです。 人は誰もが欲求を持っていますし、解消するすべを持っています。 問題の原因を見つけることで、解消するすべを見つけましょう。

認知症の性的問題行動の原因を探る

認知症性的問題行動原因は快楽だけを目的としたものではありません。 認知症の性的問題行動は大きくわけて3つあります。

1つ目は安定を求めた性的欲求。
安定とは、人との繋がり、スキンシップを求め、安心したいというものです。 このタイプは、家族から疎まれる、誰も愛してくれないといった不安から性的問題行動を起こします。

2つ目は自尊心を基礎とした性的欲求。
自尊心とは、まだ元気であることを主張したいというものです。 このタイプは、認知症老人になってしまったけれどもまだ元気なんだ、自尊心を傷つけられたくないといった事から卑猥な言葉を口にします。

3つ目は快楽を求めた性的欲求。
これは若者と同じように、性的興奮から気持ちよくなりたいというものです。

親身になった自尊心を傷つけない介護

3つのタイプを紹介しましたが、3つ目のタイプ以外のものは、手をつないであげたり、抱きしめてあげたりといったスキンシップや、 認知症患者にマイナス効果の説教・叱咤・注意をしない、自尊心を傷つけない介護を行う事である程度緩和されます。

ただし、最初は手を握るだけでも、お尻を触らせろ、ベッドに入って来いなど欲求がエスカレートしていきます。 うまく受け流して、認知症患者の自尊心を大切にするといった、心遣いが必要です。

認知症の性的問題行動は介護する側の心構えが必要です。 大切な人が人でなくなっていくようで辛いですが、大切な人なことには変わりありません。 大切な人のために自分にはどこまでできて、どこからできないのか把握しておくことが大切です。

認知症患者のその他の症状
記憶障害  暴力・暴言  徘徊  被害妄想  性的問題行動  幻覚・幻聴

認知症で悩んでいるあなたへ!

はっきり言って認知症の介護は非常に大変です。育ててもらった母親・父親、愛する配偶者が認知症で違う人に変わってしまい、暴力や暴言は当たりまえで、ひどければ排泄物を投げつけてくるなどの行為もあり、介護者が精神的に参ってしまいます。

認知症患者本人も、正常に戻る瞬間は、とてもつらいものがあります。

でも、認知症は現代の医学では治らない…とあきらめていませんか?

認知症の改善をあきらめないでください。まだ手はあります。 その方法を知っておいて損はないです。

その認知症を改善したり進行を遅らせることができる方法とは?

書籍で学ぶ認知症

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