緊急一時保護後の仮名の認知症患者

2008年から2013年までに、認知症などの疑いで警察に保護され、その後、身元不明のままで、誰も引き取りに来ず、かつ、名前が判明せず、しかたなく仮名をつけられた人が少なくとも5人いることが判明した。

ただ、認知症などの警察に保護されて、名前や住所が分からず、自治体が介護施設に暫定入所させるなど「緊急一時保護」の対象となった人というとこまで広げるのであれば、この期間に少なくとも546人いたことが分かった。

認知症であるが故に、住所や氏名や連絡先などの情報をどれも思い出せず、引き取る人も見つからないために取られた措置で、ここ数年で急増している。通常はその後、身元が判明するが、それが判明せずやむを得ず仮名をつけている人が5人もいるという事です。

これを多いと取るか少ないと取るかは分かりませんが、やむを得ず仮名をつけているというのが、認知症問題の深さを物語っていると思います。

ちなみに、認知症で道に迷った高齢者を、家族などが引き取りに来るようなケースであれば、ほとんどが警察の保護段階で解決しています。

その先の緊急一時保護に至るのは、氏名や住所が言えないほど認知症の症状が重く、さらに身近に家族がいないなど色々な事情が重なった場合です。なかには、家族や元々いた施設に引き取りを拒否されるということもあるようです。悲しい現実ですね。

とはいえ、引き取り拒否をするのでなければ、自分の名前が分からないような認知症の家族が戻ってこなければ心配です。

そんな心配が少しでもある場合は、名前や住所や連絡先が分かるようなものを作り入れておくことです。たとえば、よく持ち歩いているかばんや財布があれば、その中に入れておくことです。

しかし、そこまで認知症が進んでいるのであれば、特定の物をもって出るとは限りません。なので、服の裏地やシャツなどに名前や住所を油性ペンなどで書いておきましょう。そうすれば、身元不明になりにくいでしょう。

とはいえ、認知症患者のプライドを著しく傷つけてしまうこともあるので、どこまでこういったことをするかは難しい判断かもしれません。

ご紹介します!認知症で悩んでいるあなたへ!

はっきり言って認知症の介護は非常に大変です。育ててもらった母親・父親、愛する配偶者が認知症で違う人に変わってしまい、暴力や暴言は当たりまえで、ひどければ排泄物を投げつけてくるなどの行為もあり、介護者が精神的に参ってしまいます。

認知症患者本人も、正常に戻る瞬間は、とてもつらいものがあります。

でも、認知症は現代の医学では治らない…とあきらめていませんか?

認知症の改善をあきらめないでください。まだ手はあります。 その方法を知っておいて損はないです。

その認知症を改善したり進行を遅らせることができる方法とは?

書籍で学ぶ認知症

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