認知症の予防と改善に効果的な運動、コグニサイズの紹介

コグニサイズとは、認知症の予防と改善に最適な運動で、国立長寿医療研究センターによって開発されました。コグニッション(cognition)が認知という言葉で、エクササイズ(exercise)が運動。この2つの言葉をくっつけた造語がコグニサイズです。

今回こちらでは、認知症の予防と改善のためのコグニサイズについて解説していきます。頭と体を同時に動かす事で、記憶力や集中力の改善が期待でき、認知症を予防することができます。気になる方は参考にしてください、

コグニサイズは頭と体を同時に使う運動

そもそも認知症は、使われなくなった脳細胞同士のつながりが弱くなって引き起こされます。
脳細胞同士のつながりが弱まってくると、簡単な暗算ができなくなったり、物忘れが多くなったりと自覚するような認知症の初期症状が出てきます。そのため認知症の予防には頭を使うことが大切だと言われています。

しかし、こちらで紹介するコグニサイズは、頭と体を同時に使う運動です。実は、頭と体を同時に動かす時には頭だけで考えている時よりも脳細胞が活発に活動しています。そのため、頭と体を同時に使うコグニサイズこそ、認知症予防に最も効果的なんです。

以下に具体的にコグニサイズの方法を紹介していきます。認知症は症状が重くなると気力がなくなりまったく動けなくなってしまいます。そうなってしまう前に、コグニサイズを頑張ってみましょう。

コグニステップ

コグニステップとは、右足を右に出し、右足を戻す、左足を左に出し、左足を戻すのステップを繰り返しながら、3ステップごとに手拍子を打つ運動です。まずは、手拍子だけの練習をして10分ほど練習して、リズム感を養いましょう。その後、足の動きだけを意識して練習した後に、組み合わせていきます。

認知症予防 コグニサイズ コグニステップ1

このコグニステップは、足の動きが4ステップで一巡するのに対して、手拍子は3ステップに1回なので、足のリズムと手拍子のリズムが違います。そのため、最初のうちは手足が混乱して転倒の危険があるので注意が必要です。しかし、繰り返すうちにだんだんと頭が動きを学習して、コグニステップが簡単にできるようになります。

認知症予防 コグニサイズ コグニステップ2

この新しい動きやリズムを学習することこそ、認知症予防に効果的な頭と体を同時に使うということです。最初の内は失敗もあると思いますが、継続してやってみましょう。

コグニラダー

コグニラダーとは、ハシゴ状の線を引いたラダー(マス)の上やマスの外を、4歩ずつ決まった順番で歩いて行くものです。右足、左足と順番で歩いて行くのですが、踏む場所が決められており頭を使う必要があります。

最初の内は右足左足と順番にマスの中を踏んでいき、徐々に3歩目と7歩目を外に出すなど課題をつけて取り組んでいきましょう。もちろん、頭が慣れてくると当たり前のようにできるようになるので、その際は課題を変えるなど頭を使うようにすることがポイントです。

認知症予防 コグニサイズ コグニラダー

コグニラダーは、実際に老人ホームや老人会のイベントで使われており、みんなでコミュニケーションを取りながらやると楽しく認知症を予防することができます。一人でやるよりみんなでやったほうが長続きもするので、試してみてください。

他にもある頭と体を同時に使うコグニサイズ

頭と体を同時に使うものは、他にもたくさんあります。
踏み台昇降をしながら、3歩目ごとに手を打つといった事や、散歩をしながらしりとりをするなど、いろいろ試してみましょう。

慣れてきたら新たなルールを追加して頭を使うように心がけると、より一層認知症改善に役立ちます。

認知症予防 コグニサイズ コグニウォーク

また、合コンなどで流行っていたせんだみつおゲームなども頭と体を同時に動かすゲームの一つ。足を動かさないので、血管の改善にはなりませんが頭と体を同時に動かすという点では楽しみやすい遊びです。

コグニサイズは実際にやってみることが何より大事です。このページを見て『あーそうか』と認知症予防のための運動を理解したものの、やらなければ意味がありません。

とりあえずやってみて、徐々に習慣付けていきましょう。

コグニサイズの注意事項

頭と体を同時に使うコグニサイズは、不意な転倒などの危険があります。

というのも、歩くだけであれば周囲の危険に気が回るのですが、頭を使いながら歩いていると、危険を察知出来ずに転倒や事故などを引き起こす可能性が高まるためです。

例えば、車を運転中に携帯電話を使用することは禁止されています。何故なら車を運転中に携帯電話を操作すると、注意力が分散され事故の確率が上がるためです。これは、マルチタスクが得意だと自信を持っている人でも、同じように事故リスクが跳ね上がっているという実験結果もあります。

頭を使いながら体を使うという行為は、自分が思っている以上に注意力が散漫している状態なんです。散歩の際には車が無い所を歩く、コグニステップの際には周囲の物を片付けておくなど、コグニサイズをする前に準備しておきましょう。

認知症で悩んでいるあなたへ!

はっきり言って認知症の介護は非常に大変です。育ててもらった母親・父親、愛する配偶者が認知症で違う人に変わってしまい、暴力や暴言は当たりまえで、ひどければ排泄物を投げつけてくるなどの行為もあり、介護者が精神的に参ってしまいます。

認知症患者本人も、正常に戻る瞬間は、とてもつらいものがあります。

でも、認知症は現代の医学では治らない…とあきらめていませんか?

認知症の改善をあきらめないでください。まだ手はあります。 その方法を知っておいて損はないです。

その認知症を改善したり進行を遅らせることができる方法とは?

書籍で学ぶ認知症予防

また、いくら認知症のプロが書いた特別ノウハウといえど、1万円以上はさすがに高いという人もいると思います。なので、何でも安くそろう安心のアマゾンで扱っている、おすすめの認知症予防の書籍を紹介しておきます。

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