介護付き有料老人ホームとは
介護付き有料老人ホームとは、民間企業などが運営する老人ホームの中で介護を行う必要がある方向けの老人ホームです。
有料老人ホームは、昔はお金持ちの老人しか入居できないイメージがありましたが、最近では多くの企業が参入し、サービスと料金の多様化が進みました。
様々な有料老人ホームから自分のライフスタイルと経済状況と認知症の症状を考えて選択する必要がありますので、施設の選び方のポイントをご紹介します。
有料老人ホームに入所する際の入所一時金
有料老人ホームには、他の介護施設にはあまり聞かない入所一時金という費用があります。 入所一時金の他には、施設利用権、家賃の前払い、協力金、寄付金などといった名目で徴収されます。
入所一時金は途中で解約した際に一部返還されます。一部返還されるお金は、償却期間、償却率、初期償却によって変わります。忙しさのあまり、理解しないまま放置しておくと、後々のお金の問題になります。
また、入所一時金には90日ルールと呼ばれる、90日で退去した際には、使用したサービス料を引いた金額が返還される事が法律で定められています。 これは、施設に入所したけど合わなかったといった方や、死亡してしまったといった方のためのルールです。
しかし、入所一時金という名目ではなく、施設利用権、家賃の前払い、協力金、寄付金といった名目では、返還されないこともあるので注意が必要です。
入所一時金は、無料の施設のところもありますが、平均して2000万円、また高いところだと億を超える施設もあります。 しかし、入所一時金が無料であるところがいいというわけでもありません。
入所一時金が無料の施設では月々の利用料金が高く、1年の利用では安くても、5年、10年と利用すると結果高くなってしまうこともあります。
有料老人ホームの建物の豪華さに惑わされない選択
有料老人ホームを見学した際には、建物の豪華さに驚くこともあると思います。 費用が高ければ高いほど豪華になるのは当たり前ですが、実際に見るべきスタッフの働き方を注視しておきましょう。
介護現場は残念ながら、通称3Kと呼ばれ、汚い、きつい、給料が安いと言われています。 建物が豪華という事は、その設備投資費を回収しなければならないため、スタッフの給料に反映されていないこともあります。
建物の豪華さではなく、実際に働いている介護スタッフを見ることが重要になります。 介護現場で働くスタッフが死んだような目をしているようでは、そこの有料老人ホームは嫌ですよね。
ご紹介します!認知症で悩んでいるあなたへ!
はっきり言って認知症の介護は非常に大変です。育ててもらった母親・父親、愛する配偶者が認知症で違う人に変わってしまい、暴力や暴言は当たりまえで、ひどければ排泄物を投げつけてくるなどの行為もあり、介護者が精神的に参ってしまいます。
認知症患者本人も、正常に戻る瞬間は、とてもつらいものがあります。
でも、認知症は現代の医学では治らない…とあきらめていませんか?
認知症の改善をあきらめないでください。まだ手はあります。 その方法を知っておいて損はないです。
書籍で学ぶ認知症
認知症の本ってけっこうあります。何でも安くそろう安心のアマゾンで扱っている、おすすめの認知症の書籍を紹介しておきます。